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これによりトランス全体の高さを低減します。

三相三芯柱とは、三本の鉄心柱に三相の巻線をそれぞれ重ね、三本の鉄心柱も上下の鉄ヨークで接続されて閉磁路を形成するものです。巻線の配置は単相変圧器と同じです。三相五心柱は三相鉄心に比べて鉄心柱の左右に分岐鉄心柱が2本増えバイパスとなります。各電圧レベルの巻線は、相に応じて中央の 3 つのコア列にそれぞれスリーブ接続されますが、サイド ヨークには巻線がなく、三相 5 コア列変圧器を形成します。
三相5列鉄心の各相の磁束をサイドヨークで閉じることができるため、一般的な三相3列トランスとは異なり、三相の磁気回路を独立したものとみなすことができます。各相の磁気回路は相互に関連しています。このため、非対称負荷時には各相の零相電流により発生する零相磁束をサイドヨークで閉じることができるため、零相励磁インピーダンスは対称動作(正相)と等しくなります。 。

中・小容量の三相3列トランスを採用しています。大容量の三相変圧器は輸送高さの制限を受けることが多く、三相5列変圧器が使用されることが多いです。

鉄殻単相変圧器には中央コア柱と 2 本の分岐コア柱 (サイドヨークとも呼ばれます) があり、中央コア柱の幅は 2 本の分岐コア柱の幅の合計になります。すべての巻線は中央のコア列に配置され、2 本の分岐コア列が巻線の外側を「殻」のように囲んでいるため、シェルトランスと呼ばれます。単相三柱変圧器と呼ばれることもあります。


投稿日時: 2023 年 5 月 24 日